WHO(世界保険機関)が公式見解でCBDの効果と安全性を承認

ゴールデンレトリバーとBailey's

CBDをペットに与えていいのか、安全なのか不安な方も多いと思います。
CBDが大麻から抽出される天然化合物であることを知ったときはなおさらそうだと思います。

しかし、この汚名は、大麻は "悪い"薬物という古い考え方に由来しています。
では、CBDに対する合理的なスタンスとは何でしょうか?
世界保健機関(WHO)を参考にしてみてください。

2017年11月にWHOの依存性薬物専門家委員会(ECDD)がCBDに関する事前審査報告書を公表しました。

この報告書は、WHO事務局が2010年に定めた精神作用物質の審査方法の手順に基づいて作成された国際的に権威のある文書です。

日本臨床カンナビノイド学会がこの報告書の和訳を公表しているので、そこから抜粋してご紹介します。

参照リンク:http://cannabis.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=73799 

WHOのCBDについての公式見解

以下、原文からの抜粋。

CBDは、乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない。

CBD は、現在フェーズⅢ試験においてCBD製品(エピディオレックス)を用いたいくつかの臨床試験でてんかんの効果的な治療として実証されている。
CBD が多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという初期的なエビデンス(科学的証拠)もある。

多くの病気の治療のためにオンラインで入手可能なオイル、サプリメント、ガム、高濃度抽出物のCBD製品のいまだ承認されていない医療用途がある。

CBDは、良好で安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。
報告された副作用は、 CBDと患者の既存の処方薬との間の薬物相互作用の結果であるかもしれない。

いくつかの国では、医薬品として CBDを受け入れるために国の規制を緩和した。
現在のところ、CBD使用に関連した乱用あるいは依存の症例報告はない。

また、一定のエビデンスがあるその他の効能として、以下の症状を掲載。

  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 多発性硬化症
  • ハンチントン病
  • 低酸素虚血性脳障害
  • 疼痛
  • 精神障害
  • 不安
  • 抑うつ
  • がん
  • 吐き気(悪心)
  • 炎症性疾患
  • 関節リウマチ
  • 感染症
  • 炎症性腸疾患とクローン病
  • 心血管疾患
  • 糖尿病合併症

公式見解を受けて

このように、有害性の無さや効果が期待されること、医療への転用可能性についてなど、ポジティブな内容に終始しています。

つまり、ハイになることはなく、健康上の利点は確かに認められ、かつ副作用もない、とWHOが公表しています。

CBDの可能性についての研究開発も今後増加すると予想されます。
このような研究開発の成長を受けて、私たち人間がCBDの仕組みをしっかりとエビデンスをもって把握できるようになるのは、時間の問題でしょう。

WADA(世界アンチ・ドーピング機関)も承認

なお、国際的な機関でいうと、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)もCBDを認めた機関の1つです。
WADAでは禁止薬物というリストを挙げていますが、CBDについては安全であると認め、このリストから除外されています。

スポーツ界でもWADAのお墨付きとなったことで、抗炎症や鎮痛に寄与するサプリメントとして多くのアスリートにも使用されています。 

まとめ

結論、CBDは人間に対してもペットに対しても安全である、ということです。

まだまだ臨床研究が不足している領域ではあるので、今後さらにCBDの潜在的可能性について明らかになっていくでしょう。

みなさんのペットが健やかに暮らせることを祈っています!